視方の味方

今日は初めて来る、若い整形外科の先生の代診だった。

前任の先生は、川越へ移動したらしい。

河和田で副業をしてから午後からの本業

10歳男性 公園で転倒。

左手の痛みと腫れがあった。

先生からのオーダーは、

両手2方向。

正面と斜位。

撮影を終えて画像を確認する。

すると、左示指の基節骨基部が少し気になった。

「ここ、怪しいな。」

通常の撮影だけでは、はっきりしない。

そこで、逆斜位を追加した。

すると、やっぱりあった。

骨折。

追加撮影した事、怪しいと思った場所を先生に伝える。

先生は画像を見ながら、

「うーん……正直、なんとも言えないなぁ」

確かに、分かりにくい。

骨梁が見やすい表示にする。

さらに反転画像も出してみる。

すると先生が、

「おー、見やすい!」

そして、

「こんな機能あるの知らなかった!」

と驚いていた。

見え方を変えると、さっきまで分かりにくかったものが見えてくる。

最終的に、左示指基節骨基部骨折。

撮って終わりじゃない。

撮り方を変え、
視方を変える。

視えなければ、
視える方法を探す。

今回はサーバーが良い味方になってくれた。

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