骨折して手に入れたもの

先日、長男が肘を骨折した。

幸い、大きな怪我ではなかったけれど、全治8週間との診断が出た。

加入していた保険から、5万円の給付金がおりた。

すると長男。

「俺が怪我して5万入ったんだから何か買ってもらおっ!」と言っていた。

以前から欲しかったスニーカーを買うことにしたようだ。

選んだのは、SupremeとNIKEのコラボモデル。

エアフォース1の迷彩柄。

定価は18,150円。

購入するにあたり給付金から1万円もらったらしい。

本当は2万円欲しかったみたいだが笑

15歳にして、なかなかいい買い物をする。

実は、俺もこのスニーカーが気になっていた。

カッコいいと思ったし、自分でも買おうか迷った。

ただ、43歳の親父には少し難易度が高いかなと思い、今回は見送った。

実物をみせてもらったがインパクト抜群でカッコよかった。

すると、長男がとんでもないことを言い出した。

「骨折して金が入るなら、また折ろうかな」

おいおい。

さすがに冗談でもやめてくれ(笑)。

嫁に聞くと、同じ箇所を骨折しても保険金は出ないらしい。

そこで、放射線技師の僕は考えた。

人間の骨は、成人で一般的に206個。

もちろん、人によって多少の違いはある。

今回の給付金は5万円。

ということは……

206個すべて折れば、1,030万円。

なんて計算になる。

もちろん、そんな単純な話ではない。

というか、全部折るなんて絶対にダメだ。

スニーカーは買えても、健康は買い戻せない。

次は骨折ではなく、自分のお小遣いで買ってくれ(笑)。

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