昨日午後
12歳の中学生。
バレーボールで突き指をして来院した。
それで第2指のレントゲンを撮った。
オーダーは正面と側面の2方向。
まずはいつも通り、撮影した画像を確認する。
正面を見て側面をみた、ふと手が止まった。
「……ん?」

何かがおかしい。
はっきり「骨折だ」と言えるほどではない。
でも、何となく引っかかる。
こういうときが一番気になる。
やっぱり、すっきりしない。
そこで、斜位を追加して別の角度からみてみる📐
すると、そこに骨折があった。

最初から「骨折を見つけてやろう」と思っていたわけではない。
ただ、画像を見ていて感じた小さな違和感。
それを放置しなかっただけだ。
レントゲンは、撮った枚数だけで答えが決まるわけではない。
同じ場所でも、角度が変われば見えてくるものがある。
そして時々、画像の中から
「もう一枚、見てくれ」
と言われているような気がすることがある。
昨日の指は、そんな一例だった。
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